対価がお金である必要はない
日暮れ前、巣箱が雪に覆われていた工場団地蜂場を案内してくれた髙橋敦志さん
「現在、蜂は100群なんですけど、省ける作業は省いて、農福連携もオンリーワンの形になるように心掛けているんです。米作りより養蜂の方が集中力は必要だと思いますね。頭を使うというか、きめ細かく考えるのは養蜂かな。大学卒業して外で働いていた経験が今の仕事に役立っているんです。トラクターに乗られたから荒れた土地を貸してもらうこともできましたし、耕作放棄地をお花畑にしようというプロジェクトも可能になりましたからね。2017年に初めてヒマワリを植えた時に「お花畑プロジェクト」が農業新聞で紹介されて、遠くからも多くの人が来るようになりましたね。菜の花、ヒマワリ、コスモスを植えますけど、阿賀野市からも声を掛けてもらってフォトコンテストを開催したり、蜂の餌資源として始めた訳だけど、今では観光資源の方がより大きな役割になっています。『お花畑をやる意味あるの』って言われることもあるけど、花が咲いて喜んでくれる人がいるじゃないですか。そういう現状を見ると、対価がお金である必要はないと思うんですよね」
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