2026年(令和8年3月) . 90号
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高卒で養蜂家の道へ
一日の仕事を終えてホッとした表情を見せる聖也さん
「今朝は寒かったけんですね。ここで木枠作りをしよったです。明日の朝は伊万里(市)に巣箱を移動しますけん、その準備を今からしますけん、ちょっと待っとってください」
木工機械が数台設置されている作業場の2階から降りてきた宮本聖也(みやもと せいや)さん(30)が、この日の昼過ぎに到着した私を待ち構えていたように取材初日の作業の段取りを説明する。佐賀市内の工業高校を卒業したのちに鹿児島県南九州市知覧町の西垂水養蜂園(羽音に聴く59号で既報)で5年間の修業をしてきた聖也さんが、父親の正広(まさひろ)さん(67)が創業した宮本養蜂の2代目を務めている。
「工業高校を卒業して一か月くらいはこっちに居ったかな。早く来て欲しいという感じやったですけど……。西垂水養蜂園」会長の正さんから『こっち来たら休みはないぞ』と言われていたし、他にやりたい仕事があった訳でもなかったですけん」
聖也さんは高校を卒業して、真っ直ぐ養蜂家への道を歩き始めたのだ。
「5月までに巣枠を1000枚は作らないと……」と聖也さん
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