2026年(令和8年3月) . 90号
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副業をと考えたのが養蜂
相谷蜂場で作業を始める前に正広さんが燻煙器に火を着ける
高さ4メートル余、幅が3メートルほどの大きな扉2枚が横にスライドする作業場入口で聖也さんの説明を聞いていると、父親の正広さんが自宅から姿を見せた。
「前の仕事が表具屋だったですけん木工の道具はあっとです。巣枠や巣箱を作っとは難しかことはないとです。こん作業場は1998年に建てたとですよ。バブルが終わりかけやったですかね。その頃から内装の仕事というか、表具屋の仕事も減ってきよったです。表具屋は材料は全部仕入れて、それを組み立てる手間賃だけだったですもんね。その手間賃を叩かれてですよ。そん頃が子どもたちに一番お金が掛かる時で、何か副業をと考えたのが養蜂やったんです。そもそも虫好きというのもあったでしょうね。私に先生は居らんとです。先生はユーチューブ、インターネットと本なんですよ。インターネットに『ああしなさい』『こうしなさい』って書いてあるばってん、その『ああしなさい』が何のことか分からんとですもんね。それでも100群は持っとったですね」
初代正広さんの養蜂事始め時代の奮闘ぶりが伝わってくる。
巣枠を作る作業場の朝は冷える
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